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当院の日帰り手術の特徴

日帰り白内障手術の現状

欧米の先進国では90%以上の白内障手術は日帰り手術として行われています。
我が国では日帰り手術率は42%、ドイツも非常に低い状態です。
我が国やドイツの眼科医療が他国より遅れているわけではありません。病院経営上のインセンティブによるものと考えられます。
白内障手術の殆どは入院を必要とすることはありません。高齢者では入院して環境が変わることにより認知症の悪化、ベッドに寝てばかりいることにより沈下性肺炎を起こしたという報告もあります。

白内障の日帰り手術実施率
米国 99%
ベルギー 94%
ドイツ 4%
スペイン 97%
フランス 85%
スウェーデン 98%
英国 98%
日本 42%
(メディ・ウォッチより)

日帰り手術と入院手術

100歳を超す高齢の方も通院が可能であれば日帰り手術で十分です。
高血圧や糖尿病などの全身疾患があっても通常は日帰りで手術は可能です。

日帰り白内障手術では高額療養費制度の関係で健康保険の手術は70歳以上の方の場合、同じ月に手術を受ければ片眼手術でも両眼手術(片眼ずつ別の日になります)でも1・2割負担の方は18000円、3割負担の方は両眼手術をしても80100円(収入による)の負担だけになります。

一方、入院手術の場合は入院といっても1~2泊ですのでそれほど通院回数は少なくなりません。

手術の内容は日帰りと同等のものですが短期滞在手術等基本料3という定額の点数で計算するため健康保険のルール上いくつかの制約があります。1回の入院は5日以内であること。2回の入院をする場合は、間に7日空けなくてはならないことです。

両眼の手術をする場合、1回の入院では両眼の手術は難しく、多くの病院で2回の入院になります。健康保険のルールで間も7日間開けなくてはいけないので、必ずしも両眼の手術を同じ月にする日程調整は容易ではありません。

両眼手術を入院で別々の月に手術を受けると、2割、3割負担の方は入院で同月に手術をした場合よりそれぞれ2倍、1.6倍支払う費用が高くなります。日帰り手術と比較すると、7倍、3倍の支払いになります。

大学病院や国立病院などの大病院ではDPC制度と言って、病院毎に手術・入院費用も異なっています。

詳しくは「白内障手術費用」のページをご覧ください。(令和2年6月現在)

手術前後の流れ

Step1 白内障の診断: 当院もしくは他院で手術適応の有無の診断を受けます。
Step2 術前検査の予約: 窓口もしくは電話で予約してください。
Step3 術前検査: 種々の目の検査、血液検査、診察を行い、手術日、術後1ケ月までの受診日を予約します。
(他院よりご紹介の方は術後1週間まで)
手術と術前後の注意点などの説明を受けます。
(所要時間2~3時間)
Step4 術前点眼: 手術3日前から抗菌剤の点眼を始めます。
Step5 手術当日: 予約した時刻に来院してください。手術そのものは10分前後ですが、来院から終了まで2~3時間かかります。術後はバス、電車、タクシー、家族が運転する乗用車で帰宅します。
Step6 術翌日: 診察後、眼帯は外れます。術後の点眼を開始してください。
Step7 術後経過観察: 術後1、2週後、1,2,3ケ月後に受診していただきます。他の眼科様からご紹介の方は、術後1週間まで当院で診察し、以後は紹介元で診察を受けて頂きます。

詳しくは「手術の流れと注意事項」のページをご覧ください。

白内障手術(超音波白内障手術+眼内レンズ)

まず点眼の麻酔を行ないます。次に角膜に2〜3mmの小切開創をつくります。つづいて水晶体の前面の透明な膜を円形に切除します。

水晶体の中身(皮質と核)を超音波で破砕し水流で吸引除去し、水晶体表面の透明な膜だけを袋状に残します。

柔らかい素材でできた眼内レンズを小さく細長く折りたたんで角膜の小切開創から眼内に挿入し、透明な膜の袋の中へ眼内レンズを挿入します。内圧を高くして小切開創を閉鎖させ手術は終了です。

当院の手術実績

当院では現在までに累計16,133件(H5~R2年 )、令和2年には777件の日帰り白内障手術を行っています。平成20年に開始した多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は累計1,180件。平成30年に導入したレーザー白内障手術は累計421件になっています。乱視も矯正するトーリック眼内レンズも708件になります。今後も新しい技術を積極的に取り入れていく所存です。

 

当院の日帰り手術の特徴

1.日帰り

当院では平成5年より日帰り白内障手術を行って参りました。
高齢の方でも生活のリズムの変化が少なくて済みます。
高血圧や糖尿病など全身的な病気をお持ちでも通常は日帰り手術が可能です。
90歳以上の方も360件以上の方が日帰り手術を受けられました。

2. 食事・常用薬などは普段どおり

手術当日の飲食などの制限はありません。常用薬も普段どおり内服していただいて結構です。
アスピリン、ワーファリンなどの抗凝固薬の制限もしておりません。
※ただし、アルコールは術後2週間禁止です。

3. 点眼麻酔・無縫合手術

麻酔は点眼薬による麻酔で少ししみますが、注射針は使用しませんので麻酔による痛みはありません。
その他、前房内麻酔と不安感が強い方などには笑気麻酔を併用しています。
手術時に眼内に水圧がかかりますが殆どの方は痛みを感じずに手術を受けられています。
手術の創も内圧を高めることにより小切開創を自己閉鎖させ縫合はいたしませんので術後の抜糸も不要です。

4. 経験豊富な医師による手術

当院の手術は全て院長 禰津直久(ねづなおひさ)が行いますので安心して手術を受けていただけます。 院長は日本の近代的眼科手術の開祖である永田 誠先生のもとで4年間手術修行の後、日本医科大学の眼科講師を経て現在、非常勤講師を兼任しております。
現在までに15300眼以上の日帰り白内障手術を行ってまいりました。
大病院のように担当医が転勤で代わってしまうことも無く安心です。

5. 最新の手術設備

当院では常に最新の白内障手術を取り入れるべく国内の学会はもちろん、毎年春に行われる米国白内障手術屈折矯正手術学会に2000年から毎年、参加するなどして新しい知見を積極的に取り入れています。
平成27年には米国の白内障手術学会と日本臨床眼科学会で受賞することができました。
Zeiss社 手術用顕微鏡(ドイツ)、アルコン社 センチュリオン超音波白内障手術装置(米国)、アルコン社レーザー白内障手術装置(米国)、アルコン社コンピューター手術位置ガイドシステム(米国)、クリーンルームなど常に最新の手術設備を取り入れています。

6. 高精度の眼内レンズ度数の選定

手術で使用する眼内レンズの度数を決めるのに平成13年よりレーザー眼軸計測装置IOLマスター®を我が国で2番目に導入しています。
順次新機種に更新しており現在は当院としては4代目のIOLマスター®になります。
平成21年5月からは次世代のレーザー眼軸計測装置であるLenstar®を導入しより精度の高い眼内レンズの度数計算を行っています。
2種類の装置で最低3回の測定を行い、より適切な計測値を選択しています。
平成28年よりLenstar®には人工知能を用いたHill-RBFという高精度の眼内レンズ度数計算システムが使用できるようになりました。

7. 多焦点眼内レンズ

早期より多焦点眼内レンズによる白内障手術を開始し21年6月より厚生労働省の設定した先進医療の施設基準をクリアしております。
年間187件(令和元年)、通算1021件以上の手術実績があります。
多焦点眼内レンズの手術には熟練した手術手技と精密な眼内レンズ度数計算が必須です。ご希望により多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を選択することができます。

詳しくは「多焦点眼内レンズ」のページをご覧ください。

8. 手術日

手術は火曜日の午前中です。
このほか月により金曜日の手術日も設けております。手術日は患者さんのご希望で決めることができます。

9. 通院スケジュールが、最初に決定しますので予定がある方にも安心です。

日帰り手術の術後は毎日通院するわけではありません。眼帯は手術翌日から無しになります。
術翌日、1週間後、2週間後、1ケ月、2ケ月、3ケ月と受診していただきます。
手術日から術後1ケ月までの通院日程を術前検査時に決めさせていただきます。
「受診スケジュールの例」のページをご覧下さい。
他院からのご紹介で手術を受けらる方は術後1週間まで当院で経過観察しその後は紹介元での診察になります。

10. ご家族はモニター室で手術をご覧になれます。

平成5年の白内障手術開始以来、ご希望されるご家族の方はモニター室で手術を生中継でご覧いただいてます。

11.手術を記録したDVDを差し上げます。

手術翌日にはご自分の手術を記録したDVDをご本人にお渡ししております。
平成5年の手術開始以来、手術翌日には手術の記録をご本人にお渡ししております。(無料)

12. 緊急時の連絡

入院ではありませんので自宅で緊急事態が発生した場合はいつでも連絡をいただけるように院長の自宅と携帯電話の番号をお教えいたしますので安心です。

他院からのご紹介で手術を受けられた方も紹介元の眼科に戻られた後でも緊急時にはこの連絡先に連絡していただいて構いません。

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